契約までのお話

今回は、契約までのお話をしてみようかと思います。

 

 

 

 

 

 

契約させてもらった物件は栃木駅北口の新築物件です。

 

「こんな物件があるよ」

 

と、不動産屋さんに紹介してもらった時は、まだ更地でした。

 

だいたい7月ぐらいの話ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際にその場所を見ても、まだ実感がなく

不動産屋さんの事務所で図面を見せてもらいながら

想像を膨らませていました。

 

 

その時は、小山がダメになった直後だったので

ヒヤヒヤハラハラしながら話を聞いていたことを思い出します。

 

 

 

 

 

 

ただ、

とにかく駅前の一等地でしたので、

こんなにも幸運なことはないと思いながら、まずはおさえさせてもらって

他の物件も調べてみました。

 

 

2階にある物件だったり、もっと駅に近い物件だったり・・・

 

 

 

 

 

 

 

栃木にはいろいろな物件がありましたが、やはり最初に紹介していただいた物件がピカイチでしたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

栃木市にはたくさんのカフェがありますが、

そのほとんどが市役所付近の大通り沿いで、

駅前には意外とカフェがありません。

 

 

 

さらに、物件の前の道は高校生が多く通る場所なので

人通りも多いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実は、ある日の朝の高校生の人数を数えたことがあります。

 

なんと朝だけで1000人の高校生が通りました。

 

 

 

 

 

高校の場所だけ考えると、お店の反対側の歩道を歩くのではないかと予想していたのですが、

意外や意外、お店側の歩道もたくさんの高校生が歩いていました。

 

 

とてもいい立地ですね。

 

 

 

 

そんなこんなで、物件の場所はこの駅前の物件にしよう!

と決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、物件探しと同時進行で

工務店さんと内装工事の打ち合わせも進めていました。

 

 

 

新築物件で、中は何もない状態なので

いろいろと思い通りにできます。

 

 

 

 

ただ、中は飲食店仕様ではないため

厨房内の工事がいろいろと必要で、費用は少しかかりそうとのお話でした。

 

 

 

厨房内に、水を通したり、ガスを通したりする工事が必要なのですが、

使った水を流す「排水」の工事が結構大変なようです。

 

 

 

 

水は、高いところから低いところに流れます。

厨房で使った水を流すわけですが、お店の外の地下にある排水菅に流します。

そこまでつなげる配管工事があります。

 

 

 

 

勾配をつけなければならないので、いまあるコンクリートの床を掘るか、

床の高さを上げるかのどちらかになります。

 

 

 

さて、どっちにしようかな・・・

 

 

 

と考えていたところで

 

 

 

 

 

台風です。

 

 

 

 

 

駅前の物件にも、水が入ってきてしまいました。

 

 

 

 

 

 

どうしても駅前は、水に弱いようですね。

 

4年前あたりの大雨の時も浸水してしまったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

契約自体をどうしようか迷った時期もありましたが、

この魅力的な立地は手放せませんでした。

 

 

 

 

というわけで、水害対策も含めて

床の高さをあげて、勾配を作り排水することに決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

カウンター席を設けるため、

厨房内が高くなると、自分がお客さんを見下ろす形になってしまいます。

(ただでさえ背がデカイのに・・・)

 

 

そのため、客席も

つまり、店内全ての床を少し高くすることにしました。

 

 

そうすることで、お客さんとの目線も変わらずですし

水害対策にもなります。

 

 

 

 

というわけで

だいたいの内装も決まり、物件の契約をしました!

それが20202月中旬ごろですね。

 

いろいろな契約書を交わし、鍵もいただきました。

 

 

 

 


やっと、やっと自分のお店の場所を決めることができました。

 

1年長かったような短かったような・・・

 

 

 

さて、この後がいよいよ本番ですね。